この記事を読むとわかること
- 小野賢章と上田麗奈による舞台挨拶の内容と裏話
- “ハサウェイの旅の終わり”に込めたキャストの想い
- 『キルケーの魔女』公開前に押さえておきたい見どころ
アニメ映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の公開を目前に控え、声優・小野賢章さん(ハサウェイ・ノア役)と上田麗奈さん(ギギ・アンダルシア役)が舞台挨拶に登壇しました。
約5年ぶりとなる『閃光のハサウェイ』関連イベントで、2人は作品への想い、キャラクターの心情、そして“ハサウェイの旅の終わり”に込めたメッセージを語りました。
本記事ではその舞台挨拶の模様を詳しくレポートし、当日のエピソードや2人の印象的なコメントもお届けします。
1. ハサウェイの旅を振り返る――舞台挨拶の開幕と挨拶コメント
2025年11月29日、ららぽーと福岡で行われたイベントには、小野賢章さんと上田麗奈さんが登壇し、『閃光のハサウェイ』の世界を再び彩る時間が幕を開けました。
イベント開始とともに、二人は劇中のセリフを生披露して登場し、観客の大きな拍手と歓声に包まれました。
約5年ぶりとなる舞台挨拶で、場内は懐かしさと期待に満ちた雰囲気に包まれていました。
・再会の喜びと5年ぶりの舞台挨拶
小野さんは、冒頭の挨拶で「約5年ぶりの『閃光のハサウェイ』の舞台挨拶なので、第1章のことはネタバレを気にせず話せます。」と語り、久々のイベントに対する率直な想いを伝えてくれました。
上田さんも「5年経った今だからこそ話せることっていうのもあるかもしれないです。」と続け、時を経て深まった作品への理解をにじませていました。
それぞれのコメントからは、時間の経過がキャストにとっても大きな意味を持っていたことが伝わってきます。
・ファンとの時間を大切にする2人の想い
観客と向き合う時間を何よりも大切にしていた2人は、終始笑顔を絶やさず、舞台上から何度も客席に声をかけていました。
とくに印象的だったのは、「ようやく皆さんに観ていただけるのが、僕自身も嬉しいし本当に楽しみにしています。」(小野さん)という言葉。
そして、「点と点が繋がった感じがしました。ぜひ劇場でご覧ください。」(上田さん)というメッセージからは、作品への情熱と、観客への誠実な想いが感じられました。
この舞台挨拶は、作品と観客、キャストの心を繋げる貴重な時間となりました。
“ハサウェイの旅”を振り返るこの瞬間は、間違いなくファンの心にも深く刻まれたはずです。
2. 小野賢章が語る“ハサウェイの旅の終わり”の意味
ハサウェイ・ノアという複雑な人物を演じてきた小野賢章さんは、今回の舞台挨拶で、役への思いとシリーズ完結に向けた心境を赤裸々に語りました。
第1章から『キルケーの魔女』までの時間は、彼にとってもまた、一つの旅だったことがひしひしと伝わってきました。
“ハサウェイの旅の終わり”に込められた意味を、小野さんはどのように感じているのでしょうか。
・主人公としての成長と葛藤
小野さんは、「第1章の時は“好青年”を演じていたが、今回はマフティーとしての姿、そして壊れていく内面が描かれている」と語り、続編での役作りの難しさを明かしました。
特に印象的だったのは、「監督から“ハサウェイは壊れている”と言われたこと」だといいます。
その言葉を受けて、小野さんは“あからさまに壊れている”のではなく、観客が違和感を感じるような微妙な演技を意識して臨んだそうです。
・作品世界に込めたメッセージとは
「人間関係をリアルに描いていて、綺麗な部分だけでなく、汚い部分も見せている」という小野さんの言葉からは、本作がいかに心理描写に重きを置いているかがわかります。
また、「歴史の1ページを見ているような気持ちになれる」とも語っており、観客にもその視点で作品に触れてほしいと願っている様子が印象的でした。
彼自身、「ようやく皆さんに観ていただけることが嬉しい」と繰り返し話しており、この作品に対する情熱と責任感の強さが感じられました。
小野さんの中で、“ハサウェイの旅”とは、理想と現実、そして自分自身との葛藤の連続だったのだと思います。
その終わりが訪れようとしている今、彼の演技にはその旅の集大成が強くにじみ出ています。
3. 上田麗奈が語るギギの視点と心情
ギギ・アンダルシアというキャラクターは、『閃光のハサウェイ』の物語において、ハサウェイの感情や選択に大きな影響を与える存在です。
演じる上田麗奈さんは、そのギギに対して、今作では「これまでとは違った一面」を感じたと語っています。
少女としての無邪気さと、人間としての複雑な内面──その両面をどのように演じたのかに迫ります。
・ギギの葛藤と成長
第1章のギギについて、上田さんは「どこか万能感のあるキャラクターだった」と振り返ります。
しかし今作『キルケーの魔女』では、ギギの中にある“心のモヤ”や迷いが丁寧に描かれており、それをどう表現するかに苦心したと語りました。
「ギギってこんな子だっけ?」と感じるほど、より人間味のある普通の女の子として描かれていることが、本作の魅力のひとつとも言えそうです。
・ハサウェイとの関係性に込めた想い
舞台挨拶では、ギギがハサウェイの名前を呼ぶラストシーンのセリフについても話題になりました。
「“ハサウェイ・ノア”というセリフは、一音一音を確かめながらも、転がしているようなイメージで演じました」と語った上田さん。
このセリフの解釈には、ギギの複雑な感情の揺れや、ハサウェイへの深い想いが込められていると感じました。
上田麗奈さんの語るギギ像は、これまでの“ミステリアスな少女”という印象とは異なり、等身大の少女としてのリアリティが強く印象に残ります。
“ハサウェイの旅の終わり”は、同時にギギの成長の物語でもあったことが、このインタビューからもはっきりと伝わってきました。
4. 舞台挨拶での印象的な瞬間
今回の舞台挨拶では、作品の裏話やキャストの生の声だけでなく、ファンと共有された“空気”そのものが印象に残る場面が多数ありました。
その一つひとつが、観客にとっても特別な時間だったのは間違いありません。
ここでは、特に忘れがたい瞬間をいくつかご紹介します。
・来場者との交流シーン
冒頭から登壇者は笑顔で観客に手を振り、リラックスしたムードの中で舞台挨拶がスタート。
小野さんは「今日は本当にたくさん来てくださってありがとうございます」と何度も感謝の言葉を述べ、地元・福岡でのイベント開催に喜びを感じている様子でした。
上田さんも「会場にいる皆さんの顔がしっかり見えるので、直接届けることができて嬉しい」とコメントし、ファンとの距離の近さを大切にしていたのが印象的です。
・生アフレコ&笑いの絶えないトーク
特に盛り上がったのは、登壇時に行われた“影ナレーションによるセリフ再現”のパフォーマンス。
劇中の名台詞を生で聞ける貴重な機会に、会場からはどよめきと拍手が沸き起こりました。
またトーク中は、演技の裏話やセリフの言い回しの工夫などで笑いが起こり、終始アットホームな雰囲気で進行。
その中でも印象深かったのは、点灯式の直前に交わされた掛け合い。
「押しちゃいなよ、そんなボタンなんか」「なんとでもなるはずだ!」というセリフとともにライトアップが始まり、観客から大きな拍手が起こりました。
作品の象徴であるνガンダムと共に輝いたこの瞬間は、まさに舞台挨拶のハイライトと言えるでしょう。
5. “旅の終わり”が示すこれからの展望
『閃光のハサウェイ』というシリーズに一区切りがつく今、“ハサウェイの旅の終わり”という言葉は、観客だけでなく、キャストや制作陣にとっても大きな意味を持ちます。
その“終わり”は、単なる物語の完結ではなく、次なる世界や人間ドラマへの扉でもあるように感じられます。
舞台挨拶の終盤では、未来への示唆に満ちたコメントが続きました。
・物語の先を感じさせる言葉
上田麗奈さんは、今回の物語を通して「点と点が繋がった感じがした」と語り、ギギの目線からも“変化”と“発見”があったことを明かしています。
「他のキャラクターたちの新しい顔が見えて、人がどう変わっていくのかが本当に読めない。考察する楽しみもあると思います」と話し、ファンとの対話の可能性にも触れていました。
物語が終わっても、その余韻は観る人の中で続いていくのだと感じさせるコメントです。
・ファンへのメッセージと期待感
小野賢章さんは、「ようやく観てもらえることが嬉しい。人間の“綺麗な部分”だけじゃなく、“汚い部分”までしっかり描いているので、そこも感じてほしい」と語りました。
そして、「この作品を観終わった後に、“ああ、この人壊れてるんだ”って思ってもらえたら」と語るその姿からは、演じ手としての覚悟が滲み出ていました。
キャスト自身が、作品とともに歩み、旅を終えようとしている──それこそが、観客にとっても深く響くメッセージなのではないでしょうか。
“終わり”は、必ずしも終着点ではありません。
『閃光のハサウェイ』という物語が閉じた後に広がる世界、そして新たなガンダムの歴史に、私たちは引き続き注目していくことになるでしょう。
まとめ:『閃光のハサウェイ』の旅を共にしたファンへ
2021年の第1章公開から約5年。
小野賢章さんと上田麗奈さん、そして観客とともに歩んできた『閃光のハサウェイ』という旅は、今、大きな節目を迎えようとしています。
「キルケーの魔女」公開直前の舞台挨拶は、単なるイベントではなく、この物語を愛したすべての人々がその歩みを確かめ合う、かけがえのない時間でした。
キャストの言葉に込められていたのは、キャラクターへの敬意、作品への愛、そしてファンへの感謝。
それぞれが語った“変化”や“成長”の物語は、まさに観客自身の5年間とも重なるものでした。
また、「終わり」を語ることで見えてきたのは、新たな問いや次なる物語の可能性です。
ガンダムという壮大な歴史の中で、“閃光のハサウェイ”は確かな一章を刻みました。
そしてそれは、ファン一人ひとりの心の中に静かに、しかし強く残っていくことでしょう。
この“旅の終わり”を経て、私たちはまた新たなガンダムの物語へと歩み出すのです。
この記事のまとめ
- 『閃光のハサウェイ』福岡イベント舞台挨拶の様子をレポート
- 小野賢章が語る“壊れたハサウェイ”の演技と苦労
- 上田麗奈が語るギギの内面と成長への気づき
- 生アフレコやνガンダム点灯式で観客と感動を共有
- 5年の時を経たキャストの想いと作品への深い愛情
- 「旅の終わり」が示す未来への期待と考察の楽しみ
- 『キルケーの魔女』公開前に観ておきたい内容が満載



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