この記事を読むとわかること
- 『緊急取調室 THE FINAL』の主なロケ地情報
- 取調室シーンのセット撮影の裏側
- 聖地巡礼のマナーと注意点を解説
“取調室”を舞台にした圧巻の心理戦で人気を博した『緊急取調室』シリーズ。劇場版『THE FINAL』では、スケール感のある都内ロケも多数登場し、臨場感あふれる映像が話題となりました。
この記事では、警視庁モデルの建物や、印象的な取調室のセット、ロケに使われた都内各地など、ファン必見の“聖地巡礼スポット”を徹底紹介します。
1. 警視庁モデルとなった建物はどこ?
『緊急取調室』シリーズに登場する“警視庁”の建物は、実在する警視庁本部庁舎(東京都千代田区霞が関)を模した外観が使われています。
ただし、実際に警視庁内での撮影は難しいため、代用ロケ地が複数使用されているのが特徴です。
ファンにとっては「この建物どこかで見たことある!」と感じる場所も多く、都内聖地巡礼の第一歩としてチェックしたいポイントです。
1-1. 外観に使われた都内の官公庁施設
シリーズを通して、港区や千代田区にある実在の公的建物が“警視庁”の外観として使われることがありました。
たとえば、東京都庁第一本庁舎や、日本消防会館(ニッショーホール)周辺なども一部ロケに使用された可能性があります。
こうしたロケ地は公共性が高くアクセスもしやすいため、聖地巡礼の際に立ち寄るスポットとして人気です。
1-2. 撮影許可の関係で使われる“代用庁舎”とは?
実際の警察施設では撮影が困難なため、大学キャンパスや研修センターの一角が“庁舎風”の建物として使用されることがあります。
これはドラマや映画業界でもよく見られる手法で、建物の重厚感や階段・玄関ホールの雰囲気が選定基準となっています。
特に『THE FINAL』では、ドラマ以上にリアリティとスケールが求められるため、ロケ地選びにもこだわりが感じられます。
2. 実際の取調室は存在する?セット撮影の裏側
『緊急取調室』の象徴とも言える“取調室”のシーンは、実在の警察署ではなく、撮影所内のセットで収録されています。
警視庁のような機密性の高い施設では外部撮影が不可能なため、リアルな空間を再現した美術セットが活用されています。
この取調室セットこそ、キントリの緊張感と心理戦の舞台としてシリーズの中核を担っています。
2-1. 東映東京撮影所で再現されたセット
撮影は主に日本消防会館(ニッショーホール)(練馬区)にて行われており、シリーズを通して使用されてきた専用の取調室セットが存在します。
そのセットは、ガラス越しの観察室・無機質なデスク・照明の位置など、現実と見間違えるほど精巧に作られています。
シリーズを通じて使われてきたため、ファンにとっては“もうひとつの登場人物”のような存在ともいえるでしょう。
2-2. 緊張感を演出する照明・配置の工夫
取調室の照明やカメラアングルも、“密室の心理戦”を最大限に引き立てる工夫が随所に見られます。
照明はあえて天井から強く差し込み、影の落ち方によって表情の陰影を演出。
被疑者と取調官の位置関係も緻密に設計されており、画面に映る一瞬一瞬が緊張感の連続です。
3. その他のロケ地|都内オフィス街・病院・屋上シーンなど
劇場版『緊急取調室 THE FINAL』では、シリーズ史上もっともスケールの大きなロケーションが採用されており、都内の名所が随所に登場します。
捜査本部の設置されたオフィスビルや、被疑者の搬送先となる病院、屋上での対峙シーンなど、視覚的にも印象的な場面が多数登場しました。
ロケ地を訪ねることで、劇場版の余韻をさらに味わうことができます。
3-1. 新宿・霞ヶ関・品川エリアが登場
劇中には、霞ヶ関の官公庁街や、新宿の高層ビル街、品川インターシティ周辺が登場するとされています。
特に高層ビルの会議室を捜査本部として使用するシーンでは、実際のビジネス街でのロケが行われ、リアリティが増しています。
建物の外観やガラス張りのロビーは、現地を訪れることで「あのシーンだ」とすぐに分かる印象的な背景です。
3-2. 病院・刑務所・公園などの撮影場所
劇場版では容疑者の搬送シーンや、拘置中の描写なども多く、病院や留置施設を模した建物も複数登場します。
これらは、都内の廃校や元研修センター、あるいは実際の病院ロケが活用されているケースも多いです。
また、事件の鍵を握る対話が行われる公園やビル屋上も、東京都内のロケーションが中心。
特にラストにかけての屋上シーンは、シリーズ屈指の名シーンとしてファンから語り継がれています。
4. 聖地巡礼の前に知っておきたい注意点
劇場版『緊急取調室 THE FINAL』の舞台を実際に訪れる「聖地巡礼」は、ファンにとって特別な体験です。
しかし、ロケ地の多くは公共施設や私有地であるため、訪問の際にはいくつかの注意が必要です。
作品を楽しむ気持ちと、現地への配慮を両立させることが大切です。
4-1. 一般公開されていない施設について
ロケ地には大学・病院・企業のオフィスビルなど、関係者以外は立ち入りができない場所も多く含まれます。
これらの施設では、敷地外からの撮影や見学のみにとどめるなど、マナーを守った行動が求められます。
特に撮影禁止区域や営業時間外の訪問は、施設の迷惑になるため絶対に避けましょう。
4-2. 撮影マナーと現地でのルール
聖地巡礼では、大きな声での会話や私有地への侵入は絶対にNGです。
また、公共スペースでの長時間滞在や、他の利用者の迷惑になる行為も控えましょう。
作品に対する愛を、現地でも礼儀正しい行動で表現することで、今後もロケ地巡礼文化が守られていきます。
『緊急取調室 THE FINAL』ロケ地まとめ
劇場版『緊急取調室 THE FINAL』では、スケールアップしたロケーションと緊張感あふれる取調室シーンが作品の魅力をさらに引き立てています。
警視庁の外観に見立てられた建物や、リアルな取調室セット、都内の名所を活用した街中ロケまで、ファンの記憶に残るスポットが多数登場しました。
聖地巡礼を楽しむ際は、撮影マナーを守りつつ、物語の余韻にひたることが大切です。
- 警視庁外観は都内官公庁の代用施設を使用
- 取調室は東映東京撮影所のセットがメイン
- 新宿・品川・霞ヶ関など街中ロケも多数
- 施設への訪問は事前の確認とマナー厳守が基本
ドラマの感動を、実際の場所で追体験することができるのは、ロケ地巡りならではの楽しみです。
この記事のまとめ
- 警視庁の外観は官公庁施設などを代用
- 取調室は東映東京撮影所のセットを使用
- 新宿・品川・霞ヶ関など都内ロケが多数
- 病院や屋上など印象的なシーンも聖地に
- 一般公開されていない施設もあるので注意
- 聖地巡礼はマナーを守って安全に楽しもう



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