【公式情報まとめ】映画『入国審査』あらすじ・キャスト・予告動画・見どころを紹介

【公式情報まとめ】映画『入国審査』あらすじ・キャスト・予告動画・見どころを紹介 入国審査
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この記事を読むとわかること

  • 映画『入国審査』のあらすじとキャスト情報
  • 監督の実体験が作品に与えた影響
  • 予告編と見どころから伝わる心理的緊張感

スペイン発心理サスペンス映画『入国審査』(原題:Upon Entry)が、2025年8月1日(金)より全国ロードショーとなります。公式情報をもとに、あらすじ・キャスト・予告動画・見どころまで徹底解説します。

本作は監督自身の実体験を背景に、ニューヨーク空港でカップルが不可解な尋問に巻き込まれる“密室心理劇”。緊張感と衝撃が交錯する77分を見逃せません。

この記事を読めば、作品の概要からキャスト紹介、公式予告、注目ポイントまでひと通り把握できます。劇場鑑賞前にぜひチェックしてください。

公式あらすじ|緊迫の心理サスペンスがここに始まる

物語は、グリーンカード抽選に当選したエレナとそのパートナーであるディエゴが、新天地アメリカでの新生活を夢見て、NYの空港に到着するところから始まります。

ふたりは移民ビザを保持し、正式な手続きを経て入国しようとしていたにもかかわらず、なぜか“別室”へと連行されてしまいます。

そこから始まるのは、理由も告げられないまま続く尋問と沈黙、そして不信の時間。

審査官たちは、次第にプライベートな領域へと踏み込み、「アメリカに来た本当の理由」や「ふたりの関係性」について深く問いただしていきます。

一見穏やかに見える会話の応酬が、次第に心理的圧迫となり、観る者にさえ息苦しさを与える展開です。

そして、エレナの心にはある“疑念”が芽生え始めます。

信頼していたはずのディエゴを、本当に信用できるのか。

この小さな揺らぎが、ふたりの運命を大きく変えていく――

キャスト・スタッフ紹介|実力派俳優&注目の監督コンビ

本作『入国審査』は、限られた登場人物で展開する密室劇だからこそ、俳優陣の演技力が物語の緊張感を支える大きな要素となっています。

その圧倒的なリアリティを生み出しているのが、スペインや中南米を中心に活躍する実力派キャストたちです。

ディエゴ役:アルベルト・アンマン アルゼンチン出身の俳優で、『ナルコス』シリーズのパンチョ・エレーラ役で世界的に知られています。

本作では、沈黙と眼差しで観客に不安を与える緻密な演技を披露。

エレナ役:ブルーナ・クッシ カタルーニャ出身の女優。『マグダレーナの祈り』などで国際的評価を得た演技派。

本作では内面の葛藤を微細な表情と仕草で表現し、物語に深みを与えています。

審査官役:ベン・テンプル&ローラ・ゴメス ふたりの審査官は、それぞれ異なる温度感で尋問を展開します。

ベン・テンプルの冷徹な圧迫感、ローラ・ゴメスの静かな威圧感は、心理サスペンスとしての緊張感を見事に演出しています。

監督・脚本・撮影:アレハンドロ・ロハス&フアン・セバスチャン・バスケス

本作が長編デビューとなる二人は、自らの移民体験をもとに練り上げた脚本で、世界の映画祭から高く評価されました。

脚本・撮影・編集までをコンパクトなチームで仕上げた手法は、インディペンデント映画ならではの強みを活かしています。

公式予告動画&注目シーン|映像から読み取れる“恐怖”

映画『入国審査』の緊張感は、予告動画の段階からひしひしと伝わってきます。

公式サイトやYouTube上に公開された“特報”および“本予告編”は、映画本編の核心を巧みに隠しつつ、心理戦の導入部を鮮烈に描いています。

静まり返った空港の別室で、審査官が問いかける――「アメリカに来た理由は?」。

わずかその一言で、観る者に緊張が走る。

本作の映像演出は、派手なカットやBGMに頼らず、沈黙・間・表情を徹底的に使って恐怖を構築しています。

特に、入国審査室の密室で交わされる目線のやりとり、カップルの微妙な言葉の食い違いなどが、映像だけで重い空気を伝えてきます。

また、カット割りは非常に限定的ながら、尋問を受ける側の視点と、審査官の視点を切り替える構成が印象的です。

これにより、観客自身も“尋問を受けている”ような錯覚に陥り、一瞬たりとも気が抜けない緊迫感を生み出しています。

本予告の終盤では、エレナがディエゴに疑いの眼差しを向ける決定的な一瞬が切り取られ、「信頼」がテーマであることを強く印象づけます。

予告を観ただけでも、この映画が単なる移民ドラマではなく、“人間関係に潜むサスペンス”であることが明確に伝わるはずです。

見どころ徹底解説|“問い”が生む不安とリアリティ

映画『入国審査』の最大の見どころは、たった一つの“質問”が人間関係と人生を揺るがせるという構造にあります。

「アメリカに来た目的は?」というシンプルな問いに、観客も主人公たちと同じく心を揺さぶられるのです。

明確な犯人も事件もないのに、緊張が張り詰める――これこそが心理サスペンスの真髄と言えるでしょう。

本作は、ひとつの部屋・少人数・77分という制約の中で“最大限のドラマ”を描き出すことに成功しています。

音や光を抑えた演出と、会話の間に漂う沈黙の重みが、観る者の心理をジワジワと圧迫。

派手さはないものの、「今、自分が審査されているのではないか」と錯覚するほどの臨場感を与えてくれます。

さらにこの緊張感の背景には、監督自身の入国審査体験が色濃く反映されています。

現実に体験した“不条理な質問”や“沈黙の圧力”がそのまま劇中に生きているからこそ、フィクションでは得られないリアリティがにじみ出ているのです。

そして忘れてはならないのが、映画祭での圧倒的な評価です。

Rotten Tomatoesでは「批評家100%・観客97%」(2025年4月時点)という驚異の数字を記録

この完成度の高さは、単なるインディペンデント映画の域を超えた、世界水準の心理ドラマとしての完成度を証明しています。

まとめ|『入国審査』を観る前に知っておくべき6つのポイント

ここまで紹介してきたとおり、映画『入国審査』は、実話ベースの緊迫した心理サスペンスであり、内容・演出ともに高い完成度を誇る作品です。

観る前に以下の6つのポイントを押さえておくことで、より深い理解と没入感が得られるでしょう。

  • ① 公開は2025年8月1日(金)から全国順次スタート
  • ② 舞台はNYの空港、密室での尋問劇が中心
  • ③ 監督の実体験に基づいたストーリー構成
  • ④ キャストは実力派中心、少人数で緊張感を演出
  • ⑤ 予告動画で映像トーンや空気感を事前チェック
  • ⑥ 映画祭で高評価、Rotten Tomatoesで驚異の満足度

単なる移民ドラマではなく、信頼・疑念・制度と人間性の“本質”を描く1本

この夏、スクリーンでしか味わえない77分間の密室体験を、ぜひ劇場で体感してみてください。

この記事のまとめ

  • 映画『入国審査』の公式情報を総まとめ
  • あらすじ・キャスト・監督・予告動画を紹介
  • 密室心理劇の構成と見どころを徹底解説
  • 監督の実体験をもとにしたリアルな描写
  • 映画祭での受賞歴と高評価も話題に
  • 鑑賞前に知っておきたい6つの注目ポイント

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