この記事を読むとわかること
- 『純愛上等!』の主要キャラクターと立ち位置
- 七緒×円の攻め・受けのバランスの特徴
- カプ固定ながら心理的な主導権の移動について
- サブキャラたちの視線が与える物語の深み
- “攻め受け”の枠を超えた等身大の関係性の魅力
藤崎こう先生の人気BL『純愛上等!』は、不良の七緒と優等生の円を中心に展開される、王道かつ繊細な“純愛BL”です。
本作ではふたりの関係性に萌える読者が多く、攻め・受けの立ち位置、心の距離感、周囲の登場人物との関係性が物語に深みを与えています。
この記事では、登場キャラの相関図をもとに、“七緒×円”を中心とした関係性とその変化をわかりやすく整理。
「七緒が攻めだけど弱さを見せる瞬間」「円が受けだけど精神的に強い理由」など、BL的な立ち位置とキャラの深層心理まで徹底解説します。
主要キャラクター一覧|七緒・円・友人たち
『純愛上等!』は、七緒と円の恋愛を軸に展開される、王道かつエモーショナルなBL作品です。
物語の中心となるのは、不良でぶっきらぼうな七緒と、優等生で穏やかな性格の円。
性格も立場も正反対のふたりが、ある事件をきっかけに関係を築いていきます。
その他にも、七緒と円を取り巻くクラスメイトや教師など、個性豊かなサブキャラクターたちが登場。
- 七緒(攻め):喧嘩っ早い不良タイプ。恋には不器用。
- 円(受け):成績優秀な優等生。芯の強い性格。
- 田辺:七緒の友人。無口だが的確なことを言うクール系。
- 中野:円の友人。恋バナが大好きで円にちょっかいを出すムードメーカー。
シンプルな構成ながら、それぞれのキャラが物語にリアリティと感情の奥行きを加えています。
七緒×円の“攻め・受け”における立ち位置とは?
『純愛上等!』において、七緒が攻め、円が受けという立ち位置はストーリー序盤から明確に描かれています。
七緒は不良で荒っぽい外見ながら、内面はかなり繊細。一方、円は一見穏やかで優しいですが、実は意思が強くてブレないタイプです。
このコントラストこそが、“攻め×受け”のテンプレートに収まらないリアルなバランスを生み出しています。
七緒は、円に惹かれながらも自分の感情をうまく表現できず、時にぶっきらぼうに接してしまう。
円はそんな七緒の態度に戸惑いつつも、彼の本心を理解しようと歩み寄ります。
典型的な「攻め×受け」以上に、ふたりの関係性は丁寧な心理描写と行動の積み重ねによって構築されているのです。
固定カプでありながら、心理的には“逆転未満”の絶妙なバランス
『純愛上等!』では、七緒×円という固定カップリングが物語の軸となっています。
しかし、その関係性は単なる「攻めと受け」では語り尽くせない、“対等”で“すれ違い”も多いリアルな青春として描かれています。
七緒は攻めでありながら、円に心を読まれて動揺したり、主導権を握られるシーンもあり、どちらが強い・弱いといった構図にはなりません。
逆に、円は受けポジションでありながら、感情表現が得意で、時には七緒をリードする立ち位置になります。
こうした“心理的な逆転未満”の関係が、ふたりの恋愛をよりドラマティックにしているのです。
読む人によっては「リバ感(リバースの可能性)」すら感じられるほどで、カプとしてのバランスの良さが評価されているのも納得です。
サブキャラたちの視線が物語に与える変化
『純愛上等!』を語る上で欠かせないのが、サブキャラクターたちの存在と、その視線がもたらす影響です。
特に、七緒の友人・田辺や、円の友人・中野といったキャラたちは、ふたりの関係を見守りながらも、時に“背中を押す存在”として機能します。
田辺は七緒の暴走を抑え、必要なときには核心を突くひと言を投げかけるクール系。
中野は円との会話を通じて、彼の感情の整理を促す“橋渡し役”を担っています。
彼らがいることで、読者は七緒と円の関係を“第三者の視点”からも観察でき、物語に立体感が生まれます。
さらに、二人の関係に対する周囲の“気づき”や“空気感”が、物語のリアリティを支えている点にも注目です。
まとめ|“攻め受け”を超えた関係性が描かれている
『純愛上等!』は、七緒×円という固定カプでありながら、ステレオタイプな攻め受けの枠には収まりません。
七緒は不器用で感情を言葉にするのが苦手ながら、愛情深く一途。円は受け的ポジションにありつつも、心の強さと行動力で物語を動かします。
そのため、二人の関係は“恋愛の主導権”が流動的に変化しながらも、強く結びついていくという現代的なバランスが描かれています。
また、サブキャラたちの存在も、物語に厚みとリアルな空気感を与え、読み応えを高めている要素のひとつです。
“攻め受け”という記号を超えた、等身大のふたりの成長と愛情──それこそが本作の最大の魅力です。
この記事のまとめ
- 七緒×円の固定カプながら変化する心理バランス
- 七緒は攻めながらも感情表現が苦手な不器用タイプ
- 円は受けでありながら芯が強くリードする場面も
- サブキャラの視点が物語にリアリティを与えている
- “攻め受け”の枠を超えた深い愛情と成長の物語



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